お客様のご相談に対し、お客様の悩みを誘発しているもの、原因となるもの真剣に悩んでみえることに対して、キッパリとお答えしております。
それはプロとして当然の役割で、お客様がお知りになられないこと、専門家だからわかること、お客様にとって有益となる情報や改善は惜しみなくお伝えさせていただいております。
お客様に改善して喜んでいただきたいのは勿論ですし、何より、お客様ご自身に、選択する際の判断基準をしっかりご理解いただくことがお客様にとって何よりも大切なことかも知れないと、15年に渡り、専門家として携わってきた中で痛感しました。

質問の中のひとつをご紹介します。
目元のたるみはどうしたらいいのでしょうか?

今回は、目元の中でも『瞼』
そして、それにより誘発される
額の深い横ジワをピックアップします。

まず、異様に長いマツエク、クルンクルンとカールしたマツエク、フッサフサに隙間を埋めたマツエク…それらをまず外しませんか?と言います。
抵抗があれば『ひとまず』でもいいです。

何もつけてなくても
加齢と共に“眼瞼下垂”という症状と病名がある程です。
上記はいわゆる上眼瞼挙筋、眼輪筋のひとつ眼瞼部が
加齢と共に下垂していく為に起こります。
対症療法として、手術で眼瞼を縫い付けたりします。
勿論、日頃から眼輪筋リフトをして
自前の筋肉そのもので上がっていれば
手術を回避もできます。
それくらい瞼への負担というのは
何も付けてなくても
放っておいても自然にかかるものです。

そこへ、人工マツゲを付けていく訳です。
この負荷たるや…
眼瞼への負担がないはずがありません。
病気などで長らく寝たきりでいると体全体の筋肉が落ちるのと同じく、ずっと付けっぱなしの為、眼瞼も下がっているのが当たり前になり、眼輪筋そのものも衰えて当然です。

だから、瞼の開閉をする時に、眼輪筋では瞼を開くことができず、前頭部、眉間部の筋肉を無意識に使い、目を開こうとします。
その為、深いおでこの横ジワが出来てしまうのです。

なぜマツエクが外せないのか?
といったところで
目元が寂しい、付けてないと目が小さくなるから
と仰られます。

外せば、しばらくの間
負担で短く寂しくなった自まつ毛しか残りません。
ダメージ受けてる分
そこからまた育成するのも時間がかかります。
じゃあ
『せめて短くて細いもので、少量にしましょうね』
という落とし所に場合もありますが、逆に付けてない方が目は大きく見えます。
また、リフティングなどでお顔の立体的な形成を日頃からしていないと、加齢でお顔はどんどん扁平に長くのっぺりしていきます。
のっぺりした状態に、3Dの飛び出す絵本のようなマツゲを付けると、とても不自然になり違和感が生まれます。
目の下はたるんでゴルゴラインがくっきりある状態にも関わらず、目の上だけ飾り付けている訳です。
その幾つもの違和感こそが、たるみの原因そのものです。

リフト的なマツエクもありますが、
まつ毛を付ける角度によって上瞼の際が反り返り
上がったように見えたり
縦幅が広くなったように”見える“わけですが
反り返るということはそれだけ負担がかかる訳です。
眼輪筋そのものは何も変わってはいないので
リフトしているわけではなく
むしろ、その負担でまた本来の瞼はたるみます。

きっちり目元の細部まで
眼輪筋からの引き上げをしてクセづければ
目元は若々しくパッチリします。
その角度で生えるまつ毛は
目を開いた時に真っ直ぐに上を向き
少しばかりのマスカラで
大人特有の伏し目がちの陰影の美しさも出せます。
ナチュラルな大人の魅力です。
今は、自まつ毛を伸ばしたり
密度を増やすちゃんとした商材はいくらでもあり
長さを出したいのであれば
そういったものを使い
日頃から瞼のメンテナンス(リフティング)を
することが最も重要で、近道で
瞼の悩みから根本的に解放されます。

例えば…
薄毛の分野においても、同じ理屈です。そもそも薄毛ということは、髪の毛の栄養素が不足していて弱く脆い状態です。その弱く脆い髪の毛に、人工毛の束を結びつける…いわゆる増毛ですが、今度、その結び付けた毛さえ抜けるであろうことは、やらずとも明解です。
だから、当店のお客様の場合、薄毛には発毛という方法を用います。なぜ薄くなったのか?原因を知り、自らの毛を、人間本来の力で増やすわけです。また抜けるかなぁという心配もなくなりヘアスタイルも自由自在。白髪も減り、艶のある黒髪が生まれます。

お肌もそうですね。シミや肌荒れをファンデでしっかり塗って隠す…お肌そのものは何も変わっていませんし、塗れば塗るほど、負荷がかかりさらにお肌が悪くなります。

根本から解決するか、そうでないか、ということはこれだけの差が生まれます。

全部、理屈は同じです。
根本を正しく知ることは、とても大切です。

通常、マツエクをされる時などは、かぶれやアレルギーの有無など瞼の皮膚の状態などでつけるか否かを判断されたりするのだと思いますが、前頭筋の伸縮状態や眼瞼の状態なども考慮して付けていただけることをおススメ致します。

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