私の目標は『80歳まで現場に立ち続けること』
もちろん『職人』としてです。

その目標を叶えるには
心身共にイキイキと健康であり続けること。
その為に、今の「健康環境」「食生活環境」を
形にしました。

そして、裏付けを学び、ここでもやはり対症療法ではなく根本改善(根治療法)に導いていく環境を整えました。

大前提として、『職人』または『技術者』という肩書きは、職業ではなく“生き方”だと私は思っています。
公務員から建築業界。それから美容業へ転身して早16年。まだ16年。お店を持って11年。
エステサロンに勤務したこともなければエステに通ったのは脱毛くらい…エステティックに縁もゆかりもありませんでした。
その真っ新が良かったのだと思いますが、人と同じことをしても意味がないという考え方でしたのでゼロから作り出したいと考えました。
偏った環境も判断や選択肢を狭くするので、どこかに所属したりすることもしません。
とにかく独学で、その代わりに人の何倍も必死に学びました。

コトの理屈は簡単です。
『裏付けをいかに満たすことができるか』
それをどう再現するかが、施術の結果になるわけです。
これはどの業界にも共通する道理だと思います。
その為には『理論』は徹底的に学ばなければなりません。それさえ自分の中に落とし込み理解することが出来れば作り上げることは可能だと思いました。
ですが『理屈』と『理論』は違います。
当時は、エステティックと再生医療の融合をも提唱し始めたばかりの美容医療の黎明期。
その段階でDr.の中でポツンと学ぶことはなかなかハードな環境でした。
当時は言葉も解らないので、私の足りない脳みそフル回転で必死にDr.の講義に食らいついていました。
大変でしたが、楽しくて楽しくて仕方がありませんでした。

それから数年が経ち…
『美容従事者』ではなく『技術者』だと、ようやく胸を張って言える『職人』になりました。
それでも、まだまだ途中だと、もっともっと極められると、未だに少しでも時間が空くと常に研究をし続けています。

そして、スクールという人様に享受するということをそろそろさせていただいてもいいかなと自分を許せたのは、10年は経ってからでした。
なぜ10年許せなかったのかというと、『理論』は教えることができても『理屈』は教えられないと強く思うからです。
この情報化社会に於いて、誰でも理論を得ることは容易です。でも『理屈』は参考書や講師から教えられるものではなく、理屈は“現場“つまり“経験値“からでしか学べません。
経験値、つまり“実践“を積み上げるということはどんな優秀な講師よりも秀逸です。
優秀な講師でもそこだけは教えられません。仮に教えられたとしても、それは“受け売り“の伝言ゲームとして終わってしまいます。

受講生の方は、夢や希望や目標を持ち、大事なお金と時間を使って来ている訳です。
仮に、伝えられたとしても、受け手がそれを自分のものにして技術者としてサービスを提供していくことと、そこから応用を利かせて多様に対応していくということは出来ません。
受講したものの…という話は、よく聞くことです。
少しモニターさんやお友達に練習した程度でも『あなたも講師になれますよ』…よくあるフレーズですが、その言葉、一瞬嬉しくなってしまいますよね。
まして美容業界に憧れていた方は特に心に響いてしまうようです。
そんな簡単に誰でも教えられるような技術ってどんな技術?と経験者や私達は皆思わず疑問を持ちますが、初めての方などに至っては、やはり疑問を持たずにキャッチーなワードに引き込まれてしまうパターンが多いのです。
時間が経ち、いろいろなことが見えてくると初めて疑問を持つことになるようです。

『エステティシャン』という響きや肩書きに憧れて…何かしら美容業に関わりたいという話もよく聞きます。
でも現実はそんなに甘いものではなく覚悟がいります。
そして、私としては『美容従事者』ではなく『技術者』を目指して欲しいと思います。
『技術者』でありたいという方がもっともっと増えて、諦めていたことを諦めなくていいものに変えていく力を養って欲しいと思っています。
やり甲斐や感動を感じていただけたらと思いますし、覚悟を持って施術者としての人生を進んで欲しいと思います。
その為でしたら、私が積み上げてきた経験値と知見を惜しみなく全て出したいと思っています。
リフティニスト®︎研修、伝えたいこと、伝えるべきことが多すぎて、時間がどれだけあっても足りないんです(笑)

さて『美容従事者』ではなく『技術者』である為には、朱子学的な考えではなく、陽明学的な思考が大切だと私は思います。
その理屈や技術を持ってして向き合う相手は誰なのか?
誰のための技術力なのか?

知識知識知識…として詰め込むのが目的ではなく、その知識でどうするのか?
実践に変えていける力と判断力が大切で、初めてお客様と向き合うことができます。

お客様が諦めていたことが可能になること、お客様にどこまで魔法をかけてさしあげられるかが『技術者』の腕にかかってきます。

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