前回からの続きです…

今も変わりませんが、ずっと私の中の信条は『ライバルはクリニック』です。
これはいい意味でですが『クリニックリカバリー』ができる技術者でありたい、ということで追究してきたのが“リフティニスト®︎の技術“です。

私達は医療行為は出来ませんが、医療行為をせずに結果はしっかり出し、更にクリニックのデメリット部分をカバーをしたいということです。

昔から、美容整形後に違和感がある方のご相談もよくお受けしており、波打った真皮層を均すこと、縫い付けて動かなくなった筋肉を動けるようにすることなど…これらは、見事な修正術の凄腕のDr.の講義を受けて裏付けを得られた賜物だと思います。

昨今では、価格帯や心印的なことも含め、美容整形というものがとても身近な時代になりました。
それによって、前向きに生きることや、自信を持つことが出来ればとても素晴らしいことだと思います。
術前に相談を受ける場合、目や鼻といったパーツに関しては悩みであればいいとは思いますが…『たるみ』に関しては私は一旦、反対いたします。

なぜなら、
【皮もしくは一部皮下組織を一方向への直線ラインの引き上げに過ぎず、筋膜以下は伸びたままの為、勿論、永続的ではなく立体的な崩壊が起こる】からです。

つまり、

本来、頭蓋骨は球体なので、表情筋も上下斜め曲線…など様々な方向に走っています。
今では随分と分割され長短はあれど、基本的には、全てコメカミのラインに集中して直線で引っ張ります。
真皮層にコグ(組織に引っ掛けるもの)を通しますが、あくまでも、表面的に皮のみ不自然に引っ張ってある状態で(もしくは皮膚切除術)その下の筋肉、脂肪、筋膜は自然の摂理により弛むので、皮膚の下は「たるんだそのまま」の状態です。
当然、構造体にズレが起こります。
いつも折に触れお話しますが、人間は皮膚層の下には、脂肪層、筋膜、筋肉、そして骨格に至るまで“立体構造“で、ペラペラの平面ではありません。
まず不要な脂肪を取り、必要な脂肪は残し、筋膜の膠着や癒着を取り、骨格調整。筋肉を元の位置に戻し形成する…皮に着手する前に、その“下処理“が必要だと私は思います。
下処理をしないということは、不要なところにもしっかり脂肪がついたまま、浮腫んだ骨格、膠着した筋膜、拘縮した筋肉の歪んだ土台を改善することなく、その時の顔のままそれに合わせて皮をザックリ全体的に引っ張るということです。
重力に素直に従う皮下組織や筋肉は、否応なしに立体的に歪みを生み出します。
もちろん、術後でもある程度、回復やカバーはできます。というより、術後こそするべきだと思います。

お顔の細かなパーツもひとつづつ丁寧に手を入れていけば十分に改善できます。
瞼のたるみも、眼輪筋に沿って1束づつ縮めていくこと。目の下のクマ、ゴルゴラインなどは、コンパートメント状に分離した脂肪の塊をやわらかく緩め、溝に入り込んだ段差を滑らかにしてズレを調整すると改善します。後退した下眼科縁も隙間も、骨の代わりに筋肉でカバーすれば、涙袋も天然のものができます。
これらはすべて、エステティックの範疇でできますし、それは『技術者』の役割です。
立体的に操れるところが醍醐味でもあり、それらの可能性をお客様に伝えて差し上げるのも私達の役割であり使命です。
お客様は、最初にご縁を持つサロン様が基準となり、可能性を持てるか持てないかが決まってしまう訳です。
お客様に安心して委ねていただくためには、可能性の引き出しを無限に持つことです。
その原点はやはり症例です。

リフティニスト®︎の皆さんが、自分の手で創り上げることの楽しさ、そして、同じ機械でもなぜこんなに出方が変わるのか、それに気づいた時の輝き始める目がとても好きです。
ぜひとも、一人でも多くの女性の可能性や希望を叶えてあげられる技術者になっていただきたいと心から思っています。

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